高齢者ボランティアに甘える行政
下諏訪北小学校放課後子ども教室のボランティアを始めて6年。
私なんぞヒヨッ子で、60代、70代、80代の会員が多数を占め、そんな人たちに支えられながら、毎水曜日の放課後、子ども達の遊び場を提供しています。
年度末には例年、南小ボランティアと一緒に歓送迎会があるので行ってきました。
そこで、お話しできた皆さんはすべて、子ども教室以外の活動をされているとの事で、本当に頭が下がります。
話題はそちらのほうへ移ります。
諏訪大社の春宮と秋宮の間に、現在では町が所有している、昔の建物を修理して公開した建物があります。
そこで、観光客をもてなしている方のお話を聞いたのですが、これがなかなか大変なのだとか。
基本的には自分達も楽しんで活動されているんだろうとは思うのですが、
お茶菓子だとか漬け物といった持ち出しが結構あるようで、聞いていて唖然としました。
今後は至近にある、町に寄付された現在整備中の土蔵の管理も行うそうです。
多少の賃金は出るそうですが、県の定める最低賃金に遠く及ばない金額。
このような施設で、ボランティアの熱意だけに頼った運営は次世代に繋がらないと思うのですが。
そもそも、人口減少社会になってなお、維持管理の必要な箱物を増やしてどうするのでしょうか。
人口2万人程度の町には他にも入館者の少ない博物館やら、御柱関連施設やら。
不要な建物を廃止する公約を掲げた首長が出てきませんかね?