入れ歯のリサイクルは結構なのですが・・・
茅野市社会福祉協議会が市内数カ所に入れ歯リサイクル回収ボックスを設置しました。
これより前に原村や岡谷市の社会福祉協議会も同様のことをしています。
それはそれで良いことなのですが、どちらの社協も・・・
寄付先が「日本ユニセフ協会」なのです。
ここは、「ユニセフ」という名称ですが、、国際連合児童基金 (UNICEF) の日本支部や構成機関ではありません。
最大の問題は、日本ユニセフ協会が集めた寄附金等の収入は、その全額が送付されるのではないのです。
ちなみに黒柳徹子氏が親善大使になっている、UNICEFに寄付した全額が国際連合児童基金向けの寄附金になります。
あなたならどちらへ寄付しますか?
以下引用です。
長野日報 2008-4-9
入れ歯回収ボックス 茅野市にも入れ歯回収ボックス 塩壺の湯など3カ所に設置
茅野市社会福祉協議会は16日から、市役所、同市塚原の市総合福祉センター、同市塩沢の市老人福祉センター・塩壺(しょつぼ)の湯の3カ所に入れ歯リサイクル回収ボックスを設置する。特定非営利活動法人(NPO法人)日本入れ歯リサイクル協会の活動に協力し、不用になった入れ歯を換金して飢えや病気で苦しむ子どもたちの救済に役立てる。県内では4自治体目。諏訪地域では岡谷市と原村にあるが、複数の場所に設置するのは茅野市が初めて。
同協会は、不用になった入れ歯を回収し、入れ歯の金属部分に含まれる金や銀などを売却して、収益金の4割を日本ユニセフ協会、もう4割を地域の福祉事業団に寄付している。2006年12月に発足し、これまでの寄付金の総額は1450万円余になる。
市社協は規定として受ける収益の4割を市内の地域福祉事業に活用する方針。担当職員は「使わなくなった入れ歯の処理に困るという声をたびたび聞く。捨てればごみだが、回収ボックスを利用してもらえれば、多くの人を救う力になる。お互い様の心でぜひ協力してほしい」と話している。
昨年10月に県内で初めて設置した原村では、すでに約86000円分の入れ歯を回収。現在も同村払沢の地域福祉センター内にボックスを置いている。岡谷市では、2月に同市長地権現町の諏訪湖ハイツに設置された。