諏訪湖は今年も一位!
何が一位かといえば・・・・
おいおい・・orz
長野日報 2007-7-3
諏訪湖4年連続でワースト1位 昨年度の県内水質
県生活環境部が2日発表した昨年度の県内主要湖沼・河川の水質ランキングで、諏訪湖が4年連続でワースト1位になった。河川は前年同2位となった天竜川・天白橋(岡谷市)が2年ぶりに1位に。ワースト上位5カ所中、4カ所を天竜川が占めた。
水質汚濁防止法に基づき、県内の14湖沼19地点、36河川71地点で調査。1年間の平均値を出した。湖沼は、水質汚濁の代表的指標とされる科学的酸素要求量(COD)、河川は生物化学的酸素要求量(BOD)で評価した。
調査結果によると、諏訪湖はCOD値が前年度より1リットル当たり0.2ミリ良化したが、5.5ミリグラムで最も高かった。
県水環境課によると、諏訪湖の水質は長期的には浄化が進んでいるが、集水域が広く諏訪湖1カ所に集まるほか、水深が浅く数値が上昇しやすい地理的条件にあるほか、昨年度は7月豪雨の影響も受けたと分析。今年中に策定を予定している第5次諏訪湖水質保全計画に向け対策を検討していくとしている。
このほか、前年度ワースト3位の蓼科湖(茅野市)が0.4ミリグラム改善し4位に。前年度4位の白樺湖(同市)は0.3ミリグラム改善し6位となった。
河川は諏訪湖を源流とする天竜川が、4位を除くワースト上位4つを占めた。天白橋はBOD値1リットル当たり2.6ミリグラムで、前年度より0.5ミリグラム良化したが、数値は最大だった。2位は釜口水門(岡谷市)で2.4ミリグラム。3位が中央橋(伊那市)の2.1ミリグラム、5位に新樋橋(岡谷市)1.9ミリグラムが入った。
湖沼のベスト1位は前年に続き青木湖(大町市)でCOD値は1.1ミリグラム。河川の1位は中津川の切明(下水内郡栄村)でBOD値は0.5ミリグラム以下だった。
一方、水道水源となっている貯水量100万立方メートル以上のダム湖8カ所を対象にした調査では、箕輪ダム湖(箕輪町)など5カ所で水質保全目標値の一部を超過。箕輪ダムはリンの含有量が目標値1リットル当たり0.01ミリグラムに対し0.013ミリグラム、透明度が目標値4メートルに対し3.1メートルとわずかに上回った。同課では「目標値は厳しい数値を定めており、今回の結果は問題を生じる数値ではない」としている。