太子講(たいしこう)
夕方、
「今日はタイシコウだから、ぼちぼち仕事をおしまいにしないかい」
そんな事を木工職人さんから言われました。
「たいしこう」とは初めて聞く言葉ですが、聖徳太子の太子と聞いて合点が行きました。
聖徳太子は職人の神様なのです。
この職人さんのお宅では聖徳太子像を祀り、作業で使う道具と御神酒を供えるのだそうです。
一般的には聖徳太子の掛け軸を飾るようで、太子講の日も旧暦の1月21日頃だったり、諸説あるようです。
そんな訳で、我が家も・・・と思いましたが、像なんてありませんし、旧一万円札も実家に行かないと無いし、
道具はみんな現場だし、仕方ないので酒だけ買って帰ってきました(-_-;)
そういえば、以前の現場で作業していたとき、お施主様に、
下諏訪には聖徳太子を祀った所があることを聞きました。
花見新道だそうですが、私はまだ知りません。
今度歩いてみようと思います。