長野県被災建築物応急危険度判定養成講習会
今日はタイトルの長い講習会に出席しました。
私は平成14年にこの講習を受け、今回は更新です。
長野県では、大規模な地震が発生した場合、県からの要請により被災地に赴き、被災した建築物が余震等に対し引き続き安全に使用できるかどうかを応急的に調査し、余震等による倒壊、部材の落下等による二次災害発生の危険度判定を行う応急危険度判定士の認定制度を平成7年度から実施しています。
会場の諏訪合同庁舎の講堂は、定員100名を超える建築士が集まりました。
個人的には新潟中越地震から時間も経ったので、もしかしたら定員割れもあるのかもと感じていました。
講習の内容は新規、更新とも同じ内容なので、一度でも受けたなら真新しさは無い内容でしたが、新たに危険度を判定するためのマニュアルに沿ったビデオの上映もあり、新規の方にとっては有意義だった事と思います。
私は、平成16年10月30日 新潟県川口町へ応急危険度判定に派遣されました。見ると聞くとでは大きな違いがありますが、定期的にこうして手順を思い出すというのは大事な事です。
本来なら今後、判定士としての活動が無いに越した事はありませんが、イザと言う時のために訓練もしています。