諏訪広域地震防災講演会に出席
午後1時半から下諏訪文化センターでの講演会に出席しました。
NPO法人レスキューストックヤードの栗田暢之氏が
「地域の防災力を高めよう」との演題で講演されました。
今回の主催は諏訪地方の6市町村ですが、合計20万人都市の割りに出席者は少なく、
(大ホールで行ったが、半分は埋まらなかった)
また、どちらかと言えば年齢層は高めだった事が気になりました。
地震の他に水害についても触れましたが、どんな災害でも
行政で出来る事には限界があるので、身近なコミュニティのつながりが、
いかに大事かということを再認識しました。
また、現状の防災訓練に苦言を呈していました。
通常、「防災」というと災害後のことを想定して行うが、
訓練内容を見る限り、まったく実態に即していないとの事です。
たとえば炊き出し一つを取って見ても、訓練場所に材料・道具一式が揃っているような
被災現場はあるはずもなく、訓練を否定するものではないが、これでは実際に
役に立つ事はない、というお話もありましたが、正にそうです。
また、建物補強の重要性についてもお話いただき、耐震診断に携わる者としては有難いと思いました。
長野日報記事
行政・政治 : 災害時の備え必要 諏訪6地町村、地震防災講演会
https://www.sososha.jp/reform/earthquake-proof/post_23