春だからと言うわけでは無いのですが、スーツを新調することにしました。
私は着るものに無頓着ですが、家人のすすめで、成人以降スーツはすべて、いわゆるテーラーで仕立てていただいています。
実はその紳士服店が閉店することになってしまったのです。
紳士服業界も大手が幅を利かせていて、安いスーツがあふれていますが、それは外国の安い労働力のおかげで成り立っているだけです。
モノ作りというのは日本のお家芸だったはずですが、この業界でも職人が減ってきているそうです。
ここのご主人も後を引き継ぐ人もなく、引退されてしまうとのこと。
寂しい話です。